本まみれ
北海道大学の山岸先生の最終講義が東京であるということを「ほぼ日」で知って、いってまいりました。
3月のことです。
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1998/05/15
- メディア: ハードカバー
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先生の講義を聞くのが、
理解を進める一歩かなと思って。
もすこし、わかりやすい本が、こちら。
「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/11/07
- メディア: 新書
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この最終講義の会場が竹橋の学術会館というところで、神田神保町の古本街に近く。
岩波、小学館、集英社と出版社の本社ビルが立ち並ぶ場所でした。
ああ〜ここが小学館、子供の頃お世話になりました。
ここが集英社〜まんがよく読みました。
ああ〜あちらが岩波〜みたいに思わず、写真とっちゃいました。
出版社って、ちょっと憧れなので、感激……
本のまちってエネルギー感じます。
講義後、古本街をぶらぶらと。
目指すは、食とデザイン系古本屋さん。
はじめに入った本屋さんで、最初に目に入った本を直感的に、即購入。
- 作者: 吉本隆明,宇田川悟
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: 単行本
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吉本隆明さんが亡くなられたばかりだったのと、
娘さんのばななさんの食べるもののステキな描写の素が、
この本のなかにあるかもと思ってもとめました。
それと、吉本さんとわたし自身の接点がなかなかみつけられずにいたので、
神保町の古本街での出会いは、
きっかけをもらった感じでした。
ご自分の生い立ちだけでなく、
ご家族、
娘さんのよしもとばななさんのことにも、話がすすんでいます。
吉本隆明さんを知るのに、
ばななさんを通して知るという方法もあるな…
神田の古本街で求めた吉本隆明さんの対話集「食の本」を読みつつ、
吉本さんの娘さん、ばななさんの本を同時読み。
河合隼雄先生との対話本で、
河合先生のばななさんへの深い問いが、
対話の随所で見られ、何度も唸らされました。
ばななさんの話から、お父さんとしての吉本隆明さん
思想家としての吉本隆明さんの姿が見えるような
河合先生の深い問いと飾らぬばななさんのうけこたえの妙。
- 作者: 河合隼雄,吉本ばなな
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08/28
- メディア: 文庫
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「食の本」で父の話す吉本家、「なるほどの対話」で娘のはなす吉本家
シンクロして、ともに読み進むおもしろさ。
読書にもクリエイティブってあるのねって感じです。
この2冊、ともに2005年出版です。
この神田古本街をともにぶらぶらしてくれたのが、
娘のボーイフレンドで、好いヤツです。
彼が、すすめてくれて買ったのが、神田でしかたぶん買えない本。
- 作者: 神田古書店連盟
- 出版社/メーカー: メディア・パル
- 発売日: 2011/09/15
- メディア: ムック
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「又吉って読書家で有名ですよ。」って教えてくれた。
ふ〜ん、お笑いで読書家でイケメンじゃん。
神田古本街のいろいろな店舗の紹介もあっていい本でした。
日曜日は、お休みの店舗が結構多くて、
この本で、行けなかった店舗にもおじゃました感じでした。