give thanks
11月末のtumblrの画像は、感謝祭で埋まる。
日本的にいえば、秋のお祭りが感謝祭にあたる?
微妙にちがうかな。
でも、英語って直接的で、
thanks giving
give thanks
BE thankful
Thankful
などなどのデザインされたtextや、
集まって食事をするところを見るにつけ、
単純に、この1年のあいだ、
じぶんにあたえられた出会いや
さまざまな経験に感謝するという日を、
意識して過ごすというのは、よいかもとふと思いました。
都会のマンションで、愛と感謝でplantsを育てている
いとうせいこうさんの1冊。
- 作者: いとうせいこう
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/02/28
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 19回
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同じ繰り返しのなかに、ほんのわずかな変化をみつけるのが楽しみで
そのため毎日毎日一生懸命世話をする。
毎日が昨日と違うこと。
自分を繰り返さぬ事。
だが、1年を経てその差異を保ち、繰り返す。
俺はときどき植物から啓示をうけたような気分になる。
そして、その気分がいまや日常的であることに少し驚く。
都会で植物と暮らすことは、
つまりその啓示を日々感じ取ることに他ならないのだ。
日々の変化を繰り返しながら、繰り返さぬこと。
植物はそんな見事な矛盾を生きている、
なんとこの、めだたない(失礼!)愛すべき1冊が、
最近NHKBSで、ドラマ化されていて驚いた。
植物男子ベランダー
たぶん、じぶんしか見ていないのではないかと思ってしまう。
いやいや、NHKはもともと園芸番組の元祖だし、そんなことないか…
しかし、この本をドラマ化する企画をたてた人も、
それを作るディレクターも、
なかなかの感性の持ち主。
いとうせいこう役→田口トモロヲさんだし
朗読は、あまちゃんで原宿の喫茶店アイドル店主→ 松尾スズキさんだし、
なんと、花の曲のセレクトには感激!!
■くるり ばらの花
■キース・ジャレット My Wild Irish Rose
■大橋 トリオ アネモネが鳴いた
いやいやー
キースの My Wild Irish Roseは、
じぶんも花を植え込むときに、よく流す曲だし…
エンディングに
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー制作統括 川崎直子さんの名前が…
気になる〜アリスのおいしい革命〜も彼女の番組だった。
この感じが川崎直子さんか…
どんな人かなあ。
ほかにも、
いとうせいこうさんが、「ボタニカル・ライフ」を書くきっかけとなった1冊。
plantsと交わすことばが、ユーモアいっぱいで、
思わずうなずいてしまう。
- 作者: カレルチャペック,Karel Capek,小松太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1996/03/18
- メディア: 文庫
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チェコの生んだもっとも著名な文学者
カレル・チャペックは、こよなく園芸を愛した。
彼は、人びとの心まで耕して、緑の木々を茂らせ、
花々を咲かせる。
庭仕事とは、魂を解放する瞑想である。ーヘルマン・ヘッセー
庭から学んだ自然に関する心理を綴った1冊。
散文がステキすぎます。
- 作者: ヘルマン・ヘッセ,フォルカー・ミヒェルス,岡田朝雄
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2011/06/02
- メディア: 文庫
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