あたたかい未来
twitterを始めた何年か前、夏至と冬至に電気を消して、
地球のためにエコな一夜を共有しようというツィートに出会いました。
Twitterキャンドルナイトというムーブメント。
今でこそ、ツィートでイベント情報を流すことは日常茶飯事ですが、
その頃はまださほどではなかったから、
webの持つひろがりに、経験したことのない共有感をおぼえました。
そのサイトの発起人が、”もっち こと鶴田浩之君や友人達”。その時彼らは10代。
そして20代になった大学生の@mocchicc @oppo240 、
3.11のその日、栃木県那須の自動車免許教習にいたそうです。
地震のニュースは世界に広がり、
世界中から日本への祈りが溢れ流れました。
彼らはその日、すぐにこの祈りをまとめるサイトを作ったのです。prayforjapanサイトはこちら
サイト立ち上げの様子はこちら
そのサイトが本になりました。
連休前に出版されるのをtwitterで知り、
Amazonで予約し、購入。
どこを読んでも涙があふれてしまう本。
翻訳ボランティアによる、他言語翻訳もすばらしい。
世界中の人に読んでもらいたいサイトと1冊。
印税はすべて復興のための寄付にあてられるそうです。
PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐
- 作者: prayforjapan.jp
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もっちのblogを読んだり、
彼らのtwitterの言葉から感じるのは、
仲間とのキズナを大切にし、彼らの魂にあるあたたかいもの。
そんな魂の持ち主たちが作る何か、その向こうには必ず”誰かの気持ち”が見える気がします。
これからも、"彼らの作る何か"とその先にきっとある”あたたかい未来”を、時々こっそり見ていたいと思います。