夏も終わり
ああ、8月も終わってしまう。
たまっていく本を横目でみながらあせる。
宿題は間に合うかしら。
春頃、話題になっていたザッポスの奇跡。
本当に奇跡のような話なので。
今は、たいていのモノはお金さえ出せばいつでも、どこでも買える。
サービスだって標準化してきた。
「基本的要求」が満たされた今、消費者の「飢え」はいったい
どこに向っているのだろう。
ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは
- 作者: 石塚しのぶ
- 出版社/メーカー: 東京図書出版会
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 単行本
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本文中より
人の力は、1+1=2という単純な図式ではなく
個と個の相乗効果が何十倍や何百倍もの成果を生み出す
爆発的な威力をもっている。
アメリカを代表する経営思想家、ゲイリー・ハメル氏は、
「次世代の経営とは、企業の人間化である」と言う。
「いつもつながっている」時代に、
顧客が求めているのは、人間の顔をした企業である。
誰でも、人は人から買うのだ。
企業が、個々の社員の独自性、創造力、情熱を梃子に、
「カテゴリー・オブ・ワン(唯一無二の企業)」へと
飛躍していくことができることは、ザッポスのサクセス・ケースが立証している。
- 作者: ニコラス・A・クリスタキス,ジェイムズ・H・ファウラー,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/22
- メディア: 単行本
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tumblrのPOSTで知った本。
本文中より
21世紀の大事業ー
人類がまとまれば、全体で一人ひとりの総計よりも大きな力を持つと理解すること
ーは、緒に就いたばかりだ。
目覚めたばかりの子供のように、
人間の超個体は自己を認識しつつあり、
それによって私たちは確実に目標達成に近づくだろう。
だが、この自己認識がもたらす最大の恩恵は、
自己を発見する純粋な喜びであり、
真に自分を知るためには、
人間はなぜ、どのようにつながるかをまず理解しなければならない
という悟りである。
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
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直木賞は逃しましたが、本屋大賞受賞の1冊。
近くの方にお借りしました。
時代ものでしたが、算術や星や暦を軸に進む話にひきこまれます。
小説といえば、江國香織や村上春樹ばかりなので
新鮮でした。おもしろく印象に残る1冊。
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: 単行本
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東京で行きたい場所のひとつ、
丸善 松丸本舗の詳細が1冊の雑誌になりました。
東浩紀氏との対談もあります。
知覚とテクストと情報を切り離しては、明日の世界は語れない。
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/04/08
- メディア: 新書
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情報や知識やイメージが
どのようにコミュニケーション・プロセスによって変化していくのか。
編集工学には興味津々。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07/03
- メディア: 雑誌
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村上春樹ロングインタビュー。
2泊3日で行われたインタビューです。
- 作者: 小林由枝(こばやしゆきえ),小林由枝
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2010/04/14
- メディア: 文庫
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イラスト&文章での京都紹介が
地図、建物、おいしいもののシーンを
コンパクトに上手く伝えている。
イラストってところが、
想像力が湧いてきて、よりいっそう京都への思いがつのります。
- 作者: 河名秀郎
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2010/07/09
- メディア: 新書
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web friendが読んだと聞いて。
誰も知らない野菜の真相を…