夏も終わり

ああ、8月も終わってしまう。
たまっていく本を横目でみながらあせる。
宿題は間に合うかしら。




春頃、話題になっていたザッポスの奇跡。
本当に奇跡のような話なので。

今は、たいていのモノはお金さえ出せばいつでも、どこでも買える。
サービスだって標準化してきた。
「基本的要求」が満たされた今、消費者の「飢え」はいったい
どこに向っているのだろう。


ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは

ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは

本文中より
人の力は、1+1=2という単純な図式ではなく
個と個の相乗効果が何十倍や何百倍もの成果を生み出す
爆発的な威力をもっている。
アメリカを代表する経営思想家、ゲイリー・ハメル氏は、
「次世代の経営とは、企業の人間化である」と言う。
「いつもつながっている」時代に、
顧客が求めているのは、人間の顔をした企業である。
誰でも、人は人から買うのだ。
企業が、個々の社員の独自性、創造力、情熱を梃子に、
「カテゴリー・オブ・ワン(唯一無二の企業)」へと
飛躍していくことができることは、ザッポスのサクセス・ケースが立証している。

つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

「つながり」という言葉とその力は、2010年の注目ワードではないかと思う。
tumblrのPOSTで知った本。

本文中より
21世紀の大事業ー
人類がまとまれば、全体で一人ひとりの総計よりも大きな力を持つと理解すること
ーは、緒に就いたばかりだ。
目覚めたばかりの子供のように、
人間の超個体は自己を認識しつつあり、
それによって私たちは確実に目標達成に近づくだろう。
だが、この自己認識がもたらす最大の恩恵は、
自己を発見する純粋な喜びであり、
真に自分を知るためには、
人間はなぜ、どのようにつながるかをまず理解しなければならない
という悟りである。

天地明察

天地明察

直木賞は逃しましたが、本屋大賞受賞の1冊。
近くの方にお借りしました。
時代ものでしたが、算術や星や暦を軸に進む話にひきこまれます。
小説といえば、江國香織村上春樹ばかりなので
新鮮でした。おもしろく印象に残る1冊。



松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦

松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦

書棚好きのわたしには、たまらないです。
東京で行きたい場所のひとつ、
丸善 松丸本舗の詳細が1冊の雑誌になりました。
東浩紀氏との対談もあります。

知覚とテクストと情報を切り離しては、明日の世界は語れない。


多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)

おなじく、松岡正剛氏の本の読み方のいろいろ。

情報や知識やイメージが
どのようにコミュニケーション・プロセスによって変化していくのか。

編集工学には興味津々。



考える人 2010年 08月号 [雑誌]

考える人 2010年 08月号 [雑誌]

季刊誌の考える人。
村上春樹ロングインタビュー。
2泊3日で行われたインタビューです。



京都をてくてく (祥伝社黄金文庫 こ 9-2)

京都をてくてく (祥伝社黄金文庫 こ 9-2)

前作もご紹介したシリーズの2作め。
イラスト&文章での京都紹介が
地図、建物、おいしいもののシーンを
コンパクトに上手く伝えている。
イラストってところが、
想像力が湧いてきて、よりいっそう京都への思いがつのります。



ほんとの野菜は緑が薄い 日経プレミアシリーズ

ほんとの野菜は緑が薄い 日経プレミアシリーズ

夏の野菜ももうすぐおしまいです。
web friendが読んだと聞いて。
誰も知らない野菜の真相を…