全員シロートの時代
2月10日にGoogleのBUZZが突然公開され、Gmailに実装された。
誰もどんなものかも知らなかったが、新しいモノは試す。試す。ひたすら試す。
許可無く、メール登録していた方達が当然のごとくフォロワーになっており、
公開、非公開の境界もやってみて理解していく状況。
一般公開していた、リーダーの共有ページも、すべてBuzzに流れてきたので
あわてて、非公開に。
個々でBuzzの使い方が違うだろうから、
膨大な量のリーダーの記事があちこちから流れ込むのは、どうでしょう。
と思っていたけれど、オープンってこういう感じかと。
慣れるというか、受け入れるというか。
結局、リーダーにもフォローと同時にみんな許可を求めることになり、
結果は同じだけれど、壁を超えるという、仕草が必要だったって事。
とBUZZのオープンな意味を、BUZZシロートの世界中の人達と
いろいろ感じている日々です。
今日の1冊は
ユーザーのための広告、
生活者とキズナをつくり上げる「使ってもらえる広告」を読むことのできる、
博報堂のクリエイティブディレクター須田和弘さんの新書です。
使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション (アスキー新書)
- 作者: 須田和博
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 122回
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本文より引用。
そして広告業界の関係者全員に関して。ウェブの世界にきてもうひとつ実感したこと。
新領域かつクロスメディアな仕事は、まだだれもやったことがない場合が多々あるということ。
つまり、「クライアントも、営業担当も、クリエイターも、全員シロートだ!」という状況が、
さほどめずらしくもなく頻繁に出現するのだ。
こういうときに重要なのは、自分から行動して勉強する姿勢と、
だれに訊けばわかるかを探り当てる勘と、
それでもわからないところは大胆におまかせする割り切りと、
その際の人選を間違えない嗅覚だ。
「わかる領域」の経験値を駆使して予測できる状態に先手を打っておくことも必要だろう。
つまり、こういった状況では、スキルとポテンシャルと勉強意欲の高い
”シロート”であり続ける以外に方法はない。しかしそうありながら、絶対にシロートの座に安住しない強い意志こそが重要となる。
この本を読んだ広告界の方達のブログの中で
アドマンの27歳のブログは
ますます、新しい時代の到来を感じさせてくれます。
彼がアスキーより出版したら是非ここで本を紹介したいな。期待をこめて。(笑)
twitterや、
孫社長が最近出資を決め、
5月には日本版をリリースするというUstream、
今、みんなが、新しいつながりの可能性を楽しみ試行錯誤して、
新感覚を楽しく有意義なものにしようとしている時代です。
ここ何ヶ月かの体験で、何が心を動かすのか、経験を少しづつ重ねて、
リアルとウイットに富んだポジティブコミュニケーションのある場所を
皆で探しあてている感じ。
種まきがおわり、芽がでてきそうな感じ?
というわけで、クリエイティブな本を読んだ後は、
シロートな私が、種まき用に購入した種でクリエイティブ。
ほうれん草、春菊、二十日大根、小松菜と豆の種。
なんだか種、いろんな形で楽しい。