未来を選ぼう

Googleが、選挙にからめておもしろいことしてます。
今日ご紹介するのはGoogleの日本での新コンテンツ。



CNET記事より
Google未来のためのQ&A
Googleは7月13日、選挙関連情報を提供するプロジェクト
Google 未来を選ぼう 2009」を開始した。
プロジェクト第1弾では、
日本語対応した「Google モデレーター」と、YouTubeを活用し、
日本で暮らす人と政治家を目指す人が対話できるプラットフォームを実現。

Google 未来を選ぼう 2009では
「未来のためのQ&A」という質問をユーザーから募集してます。
景気、子育て、環境など各トピックに分かれて質問ができ、投票も同様です。
グラフがあり、その質問に賛同する人の量もわかるようにしてあります。

  • 質問の投稿 投票は7月13日から7月28日18時まで。

 質問の締切後、各トピックの中から、最も得票数の多い質問を 1 つ選び、
 その中から得票数上位 5 つを「5つの質問」とし、立候補者に質問していきます。

 その「5つの質問」に答える姿をYouTubeにアップロードする。
 という新しい試みです。



この「Google未来のためのQ&A」
Googleのアカウントを持っていれば、誰でも参加できます。
投票し、質問してみましょう。
新しいプラットホームに参加し、新しいものを知る体験は、
先を読む時に必要な勘のようなものを養ってくれます。
YouTubeでは、羽生さんや、大林監督 須藤元気さん、糸井さんらが
動画で政治の場にいる人達に質問をしています。
また、質問に回答するのは、衆議院議員選挙に立候補する資格を有する人や、政党、政治団体です。



記事によれば
Google日本代表取締役社長の辻野晃一郎氏はこのプロジェクトを開始した理由について、
「選挙のときに思うのは、候補者の情報が手に入らないということ。
客観的な情報を手にするのに苦労する。
候補者のことを理解し、さらに候補者と有権者との会話を演出する際に、
Googleのツールがお役に立てるのではないか」と説明した。
今回の選挙にからめての企画を出すなぞ、
イムリーな感覚がなければ、なかなかできないと思う。
アメリカの選挙等の時に使われているのだろうな。


このモデレーター,会議の進行をサポートするツールらしい。
質問事項を投げかけておくと、あらかじめ回答する側がそれを見て答を用意できる。
Google 未来を選ぼう 2009」にあわせて日本語化されたモデレーター。
会議といっても、どのように使うのかとすぐ思いつかないのは残念。
想像力に欠けてるなあ…





このWEB上の「対話」の機会。
政治に接する機会を増やすこのような新しい仕組みは
有権者が政治を近くに感じ、興味を示すことのできる新しいチャンスだ。
街頭で政治家の政治姿勢を聞くといった
一方通行の時代はすでに終わっている。
私たちはこうしてPCに向っている時間の方が長い。
楽天が始める、web個人政治献金サービスも、7月27日スタートだ。
政治に個人が参加する経験は、選挙に参加するという以外は初体験。
モデレーターといい、個人献金といいお手軽で、なんだかいいかも。
敷居が低く、一人で考える時間がとれたり、いつでもアクセスできる機会があれば
政治の事も考える人が確実に増える気がします。