独創的で柔軟であること

任天堂 “驚き”を生む方程式

任天堂 “驚き”を生む方程式

任天堂の本読みましたか?」
あまりお話することもない、oritkさんと
こんなところで、本の話ができるとは思いもよらなかった。
これもゆるほんのおかげ。
またこうして人と繋がり、世界がひろがる。


ご本人には事後承諾で…
いただいた書評をご紹介。


『さて任天堂〜驚きを生む方程式〜ですが大変に参考になりました。
 岩田社長・山内社長、それを支える天才宮本氏・横井氏等・・

 僕らが小さいころ遊んでいたマジックハンドをつくった会社が、実
 を言うと元花札制作所であり
 今やDS・Willで世界市場まで参入している会社になるとは誰が予想
 したでしょうか?
 世界の最先端をはしるアップルやソニーと鎬を削る戦いをしておき
 ながら、「枯れた技術の水平思考」を忘れない点は
 目からウロコでした。常に自分や会社のストックを持ち続け、失敗
 してもいつか製品化できる希望を持ち続けることが必要ですね。
 本中で任天堂は「ソフト体質」で生き残るため、
 ソフトが主、ハードは従と言っており
 娯楽産業である幹の部分は優良企業になった今でさえぶれていないと思いました。

 いろいろ勉強させていただく点がおおいですね。
 温故知新ではありませんが、過去の経験を今からへ生かしていくこ
 との難しさを感じています。
 一緒に悩んでくださいね。』


おっとっと。
一緒に悩むのはどうぞご勘弁を(笑)
一緒に挑むのはOKです。(笑)


本文中より  岩田社長の言葉から

独創的で柔軟であること。
これはある意味、任天堂の社是ですから。
…(中略)…
それから、人に喜ばれることが好き。
言い換えるとサービス精神ですかね。




この本と同じ位、ご紹介したいのは、
ほぼ日のコンテンツの岩田社長と糸井さんの対話です。
いつもそばにおきたい本と同じくらい
自分にとってはとても勉強になる対話です。


社長に学べのコンテンツより


任天堂社長 岩田聡さん



岩田 事実を見たら、常になぜそうなるのかの仮説を立てるんです。

   仮説をたてては検証してみて……当然人間がやっていますから
   しょっちゅうまちがうんですけどね。

   でも仮説を立てては検証して、とくりかえしているうちに、
   やっぱり、より遠くが見えるようになったり、
   前には見られなかった角度でものが見られるようになったりするんです。

   これはわたしが糸井さんに学んだことなのですが、
   わたしは糸井さんに
  「なんでこれが流行ることが半年前にわかったんですか」
   と何度もきいているんですよね。

   そしたらいつもおっしゃるのは
  「ぼくは未来を予言していないよ。世の中が変わったことに、人より先に気づいているだけなんだよ」
   ということでした。