読書の春

kozumo-11112009-04-12

なかなかうまくいく1日もあれば、
なかなかうまくいかない1日もある。
1日は24時間。
限られている時間しかないように思えるが、
本を読んでいると、時間も自分につながる世界も無限のように思える。
なんのためでも無く本を楽しむ。
結果的に、いろいろな世界を知り、
いろいろな人や気持ちに出会う。

新着の本や少し前の本などご紹介。




ともだちがやって来た。     糸井重里     糸井重里事務所

毎年3月に出版される、今年の糸井さんの本。
出版されたてほやほやです。本文中より

●同じことでも
 「希望につながる見方があるでしょ」という考え。


●基本的なことを守り続けるって、
かなりの技術やら知性やらが必要なんだぜー


●おくり手、つくり手がどんなに力を入れても、
それが通じるとはかぎらないということを、
ぼくはよく知っているつもりです。
でも、ときには、通じさせようとすることよりも、
全力をつくすことを大事にすることがあります。




今年の本もいいけれど、昨年3月出版の「思い出したら思いでになった」より

●好きな人に会うのに、いちいち理由なんか考えないでしょ。
まぁ、少々恥ずかしい気持ちがあるから、
「ちょっと聞きたいことがあってさ」なんて、
どうでもいいとっかかりはつけたりするけど、
ほんとうは、「会いたいというだけ」という場合が多いでしょう。


「会いたい」ということについて、糸井さんはいろいろな文章で
想いを表現しています。





セオリー   予測する力 より   柳井正氏 ファーストリテイリング社長  

予測する力 養成講座〔セオリー〕vol.11 (講談社 Mook)

予測する力 養成講座〔セオリー〕vol.11 (講談社 Mook)

チャンスとか運というのは、自らがつかみにいかない限り、
絶対につかめない。
〜中略〜

目標
可能性がある事は実現する。
どんな可能性があるのか。
何を実現できるのかを考えて、
それに応じて目標を高くする。
目標はできないくらい
高くする。



セオリー  上質な人生へようこそ  

上質な人生〔セオリー〕vol.12 (講談社 MOOK)

上質な人生〔セオリー〕vol.12 (講談社 MOOK)

 
スポーツジャーナリストの
二宮清純氏が選んだ日本の上質な人の文章中より
Jリーグ川淵名誉会長の言葉。

サッカーの世界では日本サッカー協会川淵三郎さん。
Jリーグを立ち上げようとした時、抵抗勢力がいろいろな反対意見を出しました。
「時期尚早』、「前例がない」。
私はこの2つの言葉を耳にして、
「これでサッカーのプロ化」は難しくなった」と感じたものです。
そのときです。
川淵三郎さんが立ち上がって言ったのが次の名言でした。
「時期尚早という人間は、100年経っても時期尚早という。
前例がないという人間は、200年経っても前例がないという」
〜中略〜
川淵さんには日本のサッカーを、そしてスポーツを変えなくてはいけないという
情熱とミッションがありました。
使命を果たすために勇気を持って行動を起こし、結果を残す。
パッション、ミッション、アクション。
この3要素も上質なリーダーの必要条件だと思います。



いくつか、おあずかりしたままにしていた本もご紹介。

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

脳外科の著者が脳の働きを科学的に心理的に説明。
脳を鍛えれば心の機能も高まる等スポーツ選手の話等から、
私達が具体的に脳を鍛える方法がこの本に詰まっています。



覇権の終焉 (Voice select)

覇権の終焉 (Voice select)

政治と経済の本。
なかなかこの種の本を読む事がないので、
がんばってみましたが…
挫折しちゃった本。



感じるマネジメント

感じるマネジメント

本文中より
「つながりを語り、つながりを問う」
「スローガンを叫ぶ」のではなく「物語を語る」
「説明をする」のではなく「情景を生み出す」
「浸透する」のではなく「共有する」
「教える」だけでなく「ともに歩む」
「言い尽くす」のではなく「余白を作る」
「仕組みの目的を問う」
これらすべてを貫くひとつの言葉があります。それは…
是非読んでみてください。答えはこの本の中にあります。