環境月間

環境月間の為か、環境広告に接することも多く
TVCMでも、家、車、水、タイヤ等様々な商品に
環境という言葉が使われています。
仕事で接した
ユニ・チャーム カーボンオフセットキャンペーンは
新しい環境広告手法の一つでした。
環境に配慮した商品を購入したことで、
どのような環境貢献をするのか、その意味を理解し、
賛同する人はHPにニックネームを表明できるようになっており
消費者にとって、一歩踏み出した参加型環境広告の形となっています。


近隣大学の環境講座の中では、
商品全体のすべての過程での環境負荷を評価する、
LCA(ライフサイクルアセスメント)思考の
「カーボンフットプリント」というマークの
説明がありました。
原料の栽培から製品の製造・廃棄までの過程で生じた
二酸化炭素(CO2)総排出量を表示する
炭素の足跡マークです。
環境負荷のプロセスの「見える化」。


例えばポテトチップの「カーボンフットプリントマーク」には
CO2総排出量75g
じゃがいもの栽培→44%
製造→30%
包装→15%
配送→9%
廃棄→2%と表示されています。(講議資料より)


このマークは、ISO規格化に向けた検討が開始され、
1年以内に見ることになるというお話でしたが、
先日、味の素、サッポロビールが2009年より
このマークの付いた商品を販売することを発表しました。
このマークをつけた商品を売る事の価値を発表したのです。
企業としての環境への姿勢が計れるこのマーク
各企業の環境担当者は大変でしょう。
私自身、商品選択基準のポイントとして
このカーボンフットプリントの数値を見て商品を選んでみたいと
思います。



例年行なわれる、環境行動のひとつ
100万人のキャンドルナイトが、今年も
6月21日(夏至)に行なわれましたが、
7月7日七夕までよびかけているそうです。
環境→行動がキーワードですね。
http://www.candle-night.org/jp/