読書連鎖

櫂

食物連鎖という言葉がありますが、
それとは違う意味で、読書連鎖という言葉。
著者の読んだ本や、引用してある本、
掲載の写真などを介してつながる読書の意とご理解ください。
最近の読書連鎖のMYキーワードは、
「本棚」


読む本の中に、事務所もしくは研究室などの本棚の前で
著者が座っている写真を多くみます。
興味があるのはその本棚に並んでいる本です。
それを意図してカメラマンも撮影しているのでしょう。
本棚に並んでいる本をみて購入したりもしていますが、
すばり、本棚そのものの写真集がこの3月に出版されていました。


「本棚三昧」  藤牧徹也 写真   青山出版


画像はありません。
装幀はいい感じです。


和田秀樹 モーガン フィッシャー、祖父江慎氏ら
28人の本棚を読むというか、視るというか。


和田秀樹氏の本棚のEQの本が読みたい…これが読書連鎖。


本棚は、ある意味個人情報なのでよく撮影させてもらえたな
という感じです。
本好きでないと思い付かない企画でしょう。
編集者、ミュージシャン、漫画家、画商、政治家
いろいろな職業の人の本棚を楽しめます。


本文中より

「人生は短い。
この書物を読めば、あの書物は読めないのである。」
ジョン ラスキン



新しい仲間を迎えた季節に
ひさびさのフォトは、器「櫂」という作品。
海を思わせるコバルトブルーときらめき。
すべての原点はこの器のネーミングにあるような。
ただひたすら、自分の手で櫂をこぎ、前に進む。
置かれた環境や他人と自分をくらべない。
今日の自分と明日の自分をくらべて努力してみる。
全ては自分に。