言霊
言葉の力は昔から信じていた。
言葉を発することが、仕事だったから。
思いを伝えるために、言葉を選び
思いと同じエネルギーを持った言葉を発する。
そんな言葉を発する自分にいただいた言葉が
「VIVID」
この言葉はその後の自分に深く影響している。
最近また、自分にいただいた言葉がある。
いただいた、この言葉の発するエネルギーが
自分に宿る日がくるのだろうか。
そんな風に悩み中の如月。
エネルギーある言葉を読みたくて選んだ本を御紹介。
オシムの言葉 −フィールドの向こうに人生が見えるー
木村元彦著 集英社インターナショナル
戦火の祖国に残した家族、友人、
争いあう民族同士の心がそのままサッカーに
持ち込まれた時の状況等。
言葉の背景を読み、その重さを知ることとなる1册です。
村上龍氏の紹介文より
「オシムという監督は、ユニークで面白い言葉遣いを
すると思われているが、それは違う。正確で厳密なのだ。
オシムは激動の旧ユーゴ時代から、正確で厳密な
コミュニケーションが必要な時代を生きてきた。中略」
「芸術は爆発だ」で有名な岡本太郎氏のエネルギーある
言葉の本です。
子供の頃、大阪万国博覧会でみた、あの太陽の塔。
言葉にはできない程のエネルギーで満ちていた。
芸術家 岡本太郎氏の強烈な言葉を感じてみて下さい。
『誰かの役にたちますように』と岡本敏子さんがあとがきに
書いておられます。
YouTubeで
宮沢りえさんが愛読書である上記"岡本太郎の言葉"本の朗読を
聞く事ができます。