木曜日

ひな

木曜日はリセットの日です。
PCのデスクトップを整理したり、
メンバーと会話をする唯一の日。
結論などなかなか出ないのですが、
話しをすることで、解決へのヒントが得られたり
アイディアがもらえたり、だめな自分を
少し引き上げてもらえる気持ちになります。
時間があれば、自分やまわりを見直す事を忘れない
ようにしないと。


そんな時に読む本
自分を励ましてくれる本
持っていますか?



今日は心を励ましてくれる本を2册御紹介。



おんなのことば   茨木のり子著 童話屋


おんなのことば (童話屋の詩文庫)


 
「自分の感受性くらい」
知命
「汲む」
 など、いろいろな茨木のり子さんの詩集から
 自分を叱る 自分を励ます詩を集めたものです。
 仕事に熱中していた時に
「自分の感受性くらい」に出会い、
 常にこの詩を唱えていた感じです。
 迷うんです。いつも。
 その度に自分を叱ってもらったのがこの詩です。




「自分の感受性くらい」    茨木のり子
 
 
 ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて
 (中略)
 

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにはするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 

 駄目な事の一切を
 時代のせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ


厳しい!厳しいです。茨木のり子さん。
そんな茨木のり子さんの言葉に育てられた気がします。





もう1册は
「小さいことばを歌う場所」 糸井重里著  糸井重里事務所発行



この本は、私家本のため、ISBNもなく
書店で購入することができません。
画像は、ほぼ日のこの本が購入できるサイトでどうぞ。
私が手に入れた時は限定版でしたが、増刷され、
まだ購入できるようです。


忙しくしていると忘れてしまう大切な気持ちを
糸井さんが、いろいろ書き綴った本です。
自分の心を軌道修正するための大切な1册。
フォントや文字サイズも統一されておらず
その文章に合わせて編集、レイアウトされており
いろいろな気持ちで読める本です。
いつもバッグに入れていて、ボロボロです。
精神安定剤のようなそんな本。





今日の1枚は
立春でもあり、お雛様を。
自分も未熟なヒナであった頃があった事を
忘れないため、箱から出して
ちゃんと飾らないとね。