読書はじめ

なぎの御神木

一ヶ月にどれくらいの本を購入していますか?
うちのチームの1人は、本ではありませんが、
CD、DVDを10〜15枚も購入するとか。

私もそんな感じで、読むとは限らないけれど
欲しい本に出会えば、つい購入してしまう本が
一ヶ月に5册くらいでしょうか?
中には読み終えないままの本も、家のあちこちに
置かれ家人に作家になるつもりかと
皮肉られることもしばしばで。


今月読むために購入した本を御紹介。


ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)



梅田望夫氏の最新刊、ウェブ時代のいろんな意味での
可能性を引用資料とともに、示してくれる1冊。

「Entrepreneurship」という言葉に含まれる精神のありようについて
本文中より
アントレプレナーシップの真髄とは、
「自分の頭で考え続け、どんなことがあっても
絶対にあきらめない」ということに尽きるのだ。
(中略)
「できるから」ではなく「好きだから」でなくては
長続きしない。だからこそ、対象をどれだけ愛せるか、
どれだけ「好き」なのかという
「好きということのすさまじさ」の度合いが競争力の源泉になる。
「The only way to do great work is to love what you do.」
(偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを
愛することだ)は、アップル創業者スティージョブズの言葉だが、
この「love」(対象を愛する)という強い言葉に
アントレプレナ−シップの真髄が詰まっている。



2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? ひろゆき著 扶桑社


2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)



現実的という意味では、上記の梅田氏と相対していて
ネット上でも2人の意見の相違を扱っている
文章などもあります。
ニコ動が、ひろゆき氏の企画からということも
この本で知ったし、ITの技術的な話も多く
取りあえず頭にインプットして、話しの内容から
アバウトに理解という感じで
具体的に言葉の内容が知りたければ検索。
検索しなくてもこの本を理解できる20代に嫉妬。




海辺のカフカ  村上春樹著 新潮文庫

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)


チームの1番若いメンバーから借りた本でしたが、
読み終わらないうちに返さなければならなかったので購入。
(2ヶ月も借りていたのに…)
哲学的といわれているがまだそこまで読み進んでいません。


本文中より
君は家出をするんだ。そうなれば、これから先学校に行く
機会もたぶんないだろうし、教室で教わることは好きも
嫌いもなくひとつ残らず、しっかりと頭の中に吸収して
おいたほうがいいぜ。君はただの吸い取り紙になるんだ。
なにを残してなにを捨てるかは、
あとになってきめればいいんだからさ。




佐藤可志和の超整理術 佐藤可志和著 日本経済新聞出版


佐藤可士和の超整理術



デザイナー佐藤可志和氏にいろんな本で出会っていたため
本人の著書ということで、興味があり購入。
デザイナーの本らしく、装丁がシンプルで素敵。
整理することで判断力も研ぎすまされ、正確に素早く判断
できるようになったという、佐藤氏の整理術の本です。
デザイン制作のプロセスも興味深い1册。


本でなくWEBの対談ですが、ほぼ日の睡眠の特集の中で
以前紹介した、海馬の池谷裕二氏と糸井重里氏の対談があります。
まだ途中までしか読んでいないので、早く読みたい。


眠りと記憶   池谷裕二氏×糸井重里
http://www.1101.com/suimin/ikegaya/index.html




今年最初の1枚は、
京都 左京区 哲学の道の入り口南端
王子神社の梛(ナギ)の御神木。

サッカー日本代表のユニフォームでおなじみの
八咫烏(やたがらす)が梛の葉をくわえているマークは
この神社のシンボルです。
梛(ナギ)の葉には、すべての苦難をなぎたおす力がある
といわれています。
この梛(ナギ)の葉を入れたお守りを
チームのメンバーに買ったこともありました。
今年は、お参りにいかなくてはいけないかも
しれません。