プロ論。2

大根

今日の1冊はプロ論。2  B-ing編集 徳間書店


プロ論。2



前回のプロ論。に続く2冊目。


chapter1〜6にわけての各界のプロからのたくさんの言葉。


堺屋太一氏・竹中直人氏・石田衣良氏・荒俣宏氏・宮本亜門氏などなど



chapter1→自分の将来に不安を感じたとき
chapter2→向いている仕事がわからないとき
chapter3→仕事を面白くしたいとき
chapter4→才能があるのに認められないとき
chapter5→誰もが注目する作品を生み出したいとき
chapter6→何をやってもうまくいかないとき
chapter7→前例のない仕事を成功させたいとき


●chapter1→自分の将来に不安を感じたときの中から

グロービス・グループ代表 堤 義人氏の文章の中からご紹介。


「社会に対する貢献、チームオリエンテッドな発想をもとに、
チームとしての強みを発揮する。
効率だけを追求するのではなく、日本人の和のスピリットも発揮する。
また仕事の能力においても、
人間性や性格が問われます。
チームとして働ける人間力を持つことが良い仕事をするうえで
重要になってきたということです。」



●chapter2→向いている仕事がわからないとき の中から

イラストレーター・文章家 リリー・フランキー氏の文章の一部をご紹介。



「昔、友人がこんな話をしてくれたことがあります。
農家の発想は、田んぼに稲を作り、農協に納めてお金をもらう。
これは仕事ではない、と。生業(なりわい)だというんですね。
仕事というのは、あぜ道の草を抜いたり、まだ荒れているところを
耕したり、すぐにはお金にならないことをやること、
つまり先のことのために働くこと。」

働くという意味を考えると、あまりに深すぎて
真剣に考えなくてもと思う時があります。
そう思って仕事をしていると
必ずどこかで失敗してします。
プロになることなど、ほど遠い毎日ですが、
プロであるみなさんの文章を読み、自分を省みる
1册にしたいと思っています。


今日の1枚は、大根の葉。涼しくなり元気に育ってます。