プロ論。

春菊の花

今日の1冊は
プロ論。   B-ing編集部編 徳間書店


プロ論。


B-ingに掲載された巻頭インタビュー21世紀を働くを
集めたものです。
カルロスゴーン氏・糸井重里氏・野口健氏・本宮ひろし氏など
各界の著名人の仕事への気持ちがこめられた本です。
本文中よりいくつかご紹介。


日比野克彦氏 アーティスト
「僕は、たくさんの判断が必要な仕事ほど、いい仕事だと思っています。
判断しなくてはいけないということは、判断を間違えると危険が
待っているということです。だから、判断に慎重になる。
最後の最後まで、時間のある限り、より良くしようと判断をし続けることになる。
そしてそれこそが、達成感や満足感を生むんです。一生懸命やったし、
とてもいい仕事だったね、と。
判断をせずにダラダラ仕事をしていたら、そういう気持ちは
得られないでしょう。」



田原総一朗氏 評論家
「どうすれば、プロになれるか。僕は、その近道は、自分の好きなことを
やることだと思っているんです。好きなことをやるために金を出すのを
趣味という。好きなことをやってお金をもらうのをプロという。
だからこそプロは、ほかの人よりも抜きんでていなければならない。
でも、その仕事が好きでないと、抜きんでることは難しいと僕は
思うわけです。」

好きとい気持ちが仕事に持てると幸せだと思います。
そうでない人の方が多いかもしれません。
好きな仕事や満足感や達成感の持てる仕事に出会った人は
その気持ちを大切にし、感謝しなければと思います。


プロ論はこの後、プロ論2、3と続きます。
またご紹介します。


今日の1枚は、春菊の花。
もうすぐお鍋の季節ですね。
春菊って鰤ととても相性がいいんです。