プロ論。
今日の1冊は
プロ論。 B-ing編集部編 徳間書店
B-ingに掲載された巻頭インタビュー21世紀を働くを
集めたものです。
カルロスゴーン氏・糸井重里氏・野口健氏・本宮ひろし氏など
各界の著名人の仕事への気持ちがこめられた本です。
本文中よりいくつかご紹介。
●日比野克彦氏 アーティスト
「僕は、たくさんの判断が必要な仕事ほど、いい仕事だと思っています。
判断しなくてはいけないということは、判断を間違えると危険が
待っているということです。だから、判断に慎重になる。
最後の最後まで、時間のある限り、より良くしようと判断をし続けることになる。
そしてそれこそが、達成感や満足感を生むんです。一生懸命やったし、
とてもいい仕事だったね、と。
判断をせずにダラダラ仕事をしていたら、そういう気持ちは
得られないでしょう。」
●田原総一朗氏 評論家
「どうすれば、プロになれるか。僕は、その近道は、自分の好きなことを
やることだと思っているんです。好きなことをやるために金を出すのを
趣味という。好きなことをやってお金をもらうのをプロという。
だからこそプロは、ほかの人よりも抜きんでていなければならない。
でも、その仕事が好きでないと、抜きんでることは難しいと僕は
思うわけです。」
好きとい気持ちが仕事に持てると幸せだと思います。
そうでない人の方が多いかもしれません。
好きな仕事や満足感や達成感の持てる仕事に出会った人は
その気持ちを大切にし、感謝しなければと思います。
プロ論はこの後、プロ論2、3と続きます。
またご紹介します。
今日の1枚は、春菊の花。
もうすぐお鍋の季節ですね。
春菊って鰤ととても相性がいいんです。