居心地

夏休みのお昼ごはん
夏野菜のトマト煮と
鶏と夏野菜のハーブグリル
食べはじめたとき、
「しあわせなニオイ」とうちの家族が…
ハーブのかおり=しあわせなニオイ と重なったみたいです。
元気にどっさり育っている庭のタイム・ローズマリー
東京 湯島食堂で手に入れた塩と
こしょうと夏野菜が、
心地よさを招いてくれたかなって思います。



心地よい本です。
中村好文さんの、小屋や家を紹介してる読みものです。
小屋や家の建っている森や丘に、じぶんも存在しているような。 
雨宮秀也さんの写真がそうかんじさせてくれます。
4月〜6月にひらかれた”小屋展”の図録でもあるようです。

対談より
それぞれが自分自身に向かい合える場所という感じが、
僕にとって「小屋」の理想です。


中村さんは、家具や本棚もつくられているようです。
小屋は無理でも、いつか中村さんに
本へのおもいを話しながら
本棚作っていただきたいと想像してしまいました。


中村好文 小屋から家へ

中村好文 小屋から家へ







依頼主の北海道のパン屋さんと中村好文さんが、
施工終了までに交わされた、手紙やFAXなどのやりとりの本です。
小屋完成までのおふたりのいろいろなシーンでの対話。

1通の最後にその手紙の内容をまとめたものが2行。
■faxで。中村は神の「もっと素末な感じに…」という言葉が気になり、
これは建築に対する価値観を共有する上で聞き流すべきでないと考えて、手紙を書く

■中村から送られた厳しいいさめのfaxを読んだ神夫妻は少なからず動揺。
すぐにfaxで返答する


きびしさも、うれしさも、ともに。
対話の積み重ねからうまれる
いごこちのよさ。



パン屋の手紙―往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで

パン屋の手紙―往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで


夏休みにぴったりの本2冊です。