センス・オブ・ワンダー

2013年 対話は深く。

センス・オブ・ワンダーを探して ?生命のささやきに耳を澄ます?

センス・オブ・ワンダーを探して ?生命のささやきに耳を澄ます?

生物学者福岡伸一氏と阿川佐和子さんの対話。
福岡氏が阿川さんに聞きたい、ただひとつのことを中心に展開する
ダイアローグ。

それぞれ全く異なった道を進んで大人になった。でも、私たちは
同じことを大切だと思っている。

お互いの経験と思いを聞くことによって、
自己理解や他者理解が深まっていく1冊です。


この本のダイアローグの中心となった本、

センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー

沈黙の春」のレイチェル・カーソンの最後のメッセ−ジ。
美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目をみはる感性
センス・オブ・ワンダー”を持ち続けていれば…

鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、
象徴的な美と神秘さがかくされています。
自然がくりかえすリフレイン ー夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさー
のなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。

メイン州の林や海辺、空などの写真とともに、
まわりにあるすべてのものに対する感受性にみがきをかけ、
分かちあう喜びを教えてくれる1冊。



KINFOLK という雑誌。

KINFOLK VOLUME SIX

KINFOLK VOLUME SIX

シンプルに好きな人とおいしい料理を食べる、そんなことを追求している雑誌です。
出るべくして出た、世界のみんなの”今の気分”をぎゅーっと凝縮してクリエイトした偉大な雑誌です。
興奮しますが、ここは肩ひじ張らず、寒い夜、毛布に包まれてゆっくりと読んでください。

代官山 蔦屋書店のKINFOLKという洋書雑誌の紹介コピーです。
これ以上の表現はないくらい、言い当ててるので、そのまんまでごめんなさい。

集まる人と人の笑顔だったり、焚火するための木の組み方だったり、
クランベリーソースの作り方だったり、パン職人さんとパンだったり、
分かち合う喜びのようなものを感じる雑誌。
写真1枚1枚の空気感というか、KINFOLKの世界観が好きです。
英語ですから、読み込むことはできんのですけど…

広告がまったくないんですね。日本の雑誌とちがって。

動画を→http://vimeo.com/54341219
http://vimeo.com/43611249

the enjoyment of food, friends, family, and time spent in community
whether around the table or out-of-doors.



雑誌、HUgE。
2003年創刊とはびっくり。全く知らない雑誌でした。
表紙写真など、KINFOLKと写真の空気感が同じ。とおもったら、
今号のポートランド取材のフォトグラファーがKINFOLKで活躍している、
パーカー・フィツジェラルドとのこと。
そして、KINFOLKもポートランドで創刊したと書いてあり、
KINFOLKをHUgEで知る、みたいな。
紙質のざらざらした感じもよい。
読者はクリエイティブ志向が強く、
ファッションもカルチャーも自分が興味のあることには深く精通し、
必要な情報を上手に取り入れる感性の高い人達への
クオリティの高い情報を発信してる雑誌と講談社HPにありました。

HUgE (ヒュージ) 2013年 02月号 [雑誌]

HUgE (ヒュージ) 2013年 02月号 [雑誌]


今号のタイトルは”Go!BOOK STORE!"
本屋の町ポートランドのBook storeから、日本の本屋まで、
書店員が考えるそれぞれの店づくりを掲載。
どの本屋もすごく魅力的。
本文より

本屋が呼んでいる
最近、自分の住む町から本屋が消えた。
〜中略〜
今回取材で訪れた多くの本屋は、厳しい現状をサバイブする叡智のようなものを、
それぞれ備えていて、時には隣人のためのコミュニティスペースやハブとしても機能していた。
〜中略〜
本と読者との最良の出会いを創出するため、血の通った書棚を作る書店員の姿は、
作り手である僕たちを勇気づけてくれた。
その昔、「書を捨てよ、町へ出よう」と寺山修司は言った。
だけど僕たちは今日も本屋のドアを叩く。
”GO!BOOKSTORE!。息を吸い、水を飲むように。(by Edit TAKAHIRO SIBATA)


3191マイルはなれたアパートメントに住む、2人の女性がそれぞれ撮影した、
365日の朝。

A Year of Mornings: 3191 Miles Apart

A Year of Mornings: 3191 Miles Apart

  • 作者: Maria Vettese,Stephanie Congdon Barnes
  • 出版社/メーカー: Princeton Architectural Press
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: ペーパーバック
  • 購入: 11人 クリック: 26回
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あさのコーヒー、春の雪、水仙の球根、ゆで卵、
チェリー、サンダル、ひまわり、桃、
リンゴ、落ち葉、
毛糸、クリスマスなど、
3191マイル離れたふたりの1年間いつもの朝を、写真で語っている。
あたりまえのシーンを、こんな風にステキに撮ることができるのかと、
自分もこんな写真を撮影したいと思うような1冊。