ZOOM

にわとり

今日の1冊です。
イシュトバン・バンニャイ 「ZOOM」
ZOOM (fukkan.com)

ハンガリーイラストレーター・アニメーション作家の処女作。
近くばかり見ていては、全体がみえないといったところを
絵であらわしています。
1分とかからず、見終えることができる絵本。
見終えると気持ちがすっきりとして、時々手にしたくなる本です。

谷川俊太郎さんの言葉が最後にあるのでご紹介。


眼は     谷川俊太郎

かつて <パワーズ・オブ・テン>というフィルムで、
レイとチャールズのイームズ夫妻は、極大の宇宙の果てから極小のフォークまでを、
連続するズームアウト・ズームインで描いた。
ズームする特権はレンズのみにあるのではない、ズームするのは人間の、
眼に支えられた飽くなき好奇心と想像力だ。


本日の1枚の写真は、鶏をZOOMして3階から撮ってみました。
この中に赤ちゃんの鶏(茶色や白の赤ちゃん鶏でもヒヨコっていいますか?)
もいます。
名前ってあるのかしら…

実は「ZOOM」という本の一番最初の絵は鶏のトサカなのです。